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冴えない

さえない
表現形容詞
1
標準
dull
文例 · 用例
顔色が冴えない、気が何かに粘っている。
幸田露伴 鵞鳥 青空文庫
英吉は、ここぞ、と土俵に仕切った形で、片手に花の茎を引掴み、片手で髯を捻りながら、目をぎろぎろと……ただ冴えない光で、「だろう、君、筒井筒振分髪と云うんだろう。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
その時はお蔦の機知で、柔|能く強を制することを得たのだから、例なら、いや、女房は持つべきものだ、と差対いで祝杯を挙げかねないのが、冴えない顔をしながら、湯は込んでいたか、と聞いて、フイと出掛けた様子も、その縁談を聞いた耳を、水道の水で洗わんと欲する趣があった。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
――水を計りますから、自から同じ間をもって、カーンと打つ……」「慰みに、それを仕掛けたのは、次平と云って、山家から出ましたが、娑婆気な風呂番で、唯|扁平い石の面を打つだけでは、音が冴えないから、と杵の当ります処へ、手頃な青竹の輪を置いたんですから、響いて、まことに透るのです。
泉鏡花 菊あわせ 青空文庫
更にくすんだ赭い欅の梢にも微妙な色彩を發揮せしめて、殊に其の間に交つた槭の大樹は此も冴えない梢に日は全力を傾注して驚くべき莊嚴で且つ鮮麗な光を放射せしめた。
長塚節 青空文庫
爺さんは爐の側であつたが何か冴えない顏である。
長塚節 炭燒のむすめ 青空文庫
顏をあげた所を見ると娘はどことなくぼんやりと冴えないものゝやうである。
長塚節 旅の日記 青空文庫
余り冴えないものだが、外廻りの雨の掛かる所、殿堂なら外廓に用いられる。
彫刻修行のはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
作例 · 標準
今日の天気は冴えないが、気分は晴れやかだ。
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彼の顔色は冴えないが、無理をしているのかもしれない。
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会議の雰囲気は冴えず、参加者は退屈そうにしていた。
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2
標準
dissatisfying
作例 · 標準
期待していたほどの成果が得られず、結果は冴えないものだった。
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彼女のパフォーマンスは、いつもの彼女らしくなく、やや冴えない印象だった。
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この料理は、値段の割に味が冴えず、満足できなかった。
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3
標準
unattractive
作例 · 標準
そのデザインは、現代的とは言えず、少し冴えない感じがする。
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彼女は、地味で冴えない服を着ていた。
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街の景観は、古い建物ばかりで、全体的に冴えない印象だった。
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4
標準
boring
作例 · 標準
退屈な講演は、聴衆を冴えない気分にさせた。
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彼の話はいつも長くて冴えないので、途中で飽きてしまう。
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この映画は、ストーリーが単調で、全体的に冴えない展開だった。
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冴えない(さえない) — 幻辞.com