女社長
おんなしゃちょう
名詞
標準
female company president
文例 · 用例
いまは福沢桃介氏の後援を得て名古屋に綿糸工場を持ち、女社長として東京にも名古屋にも堂々たる邸宅を控え、日常のおこないは工場を監督にゆくのと毛糸編物とを専らにしている。
— 長谷川時雨 『明治美人伝』 青空文庫
皆芸術家たちで詩人、作家、彫刻家、美術雑誌の女社長等であった。
— 横光利一 『厨房日記』 青空文庫
奥さんは、女社長だなア。
— 坂口安吾 『遺恨』 青空文庫
そんな女社長ないですよ」 アキ子は鼻をピクピクさせて、よろこび、約束の日に鼻の頭に粉オシロイをペタペタたゝきつけ、タケノコで資金を作って、でかける。
— 坂口安吾 『遺恨』 青空文庫
姐御肌、いえ、女社長タイプというのね。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
大金持の女社長に可愛がられてね。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
彼がケツをまくってみせる相手は、大庭長平と、せつ子という女社長である。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
言うまでもなく、これは想像も付かないような大財力を擁する、吉井合資会社の女社長で、猟奇に耽る特殊の人達を集めた、奇談クラブの会長を兼ねた、シエヘラザーデ姫の如く賢こく、シエヘラザーデ姫の如く美しい――吉井明子嬢だったのです。
— 第一夜 初夜を盗む 『新奇談クラブ』 青空文庫