貴著
きちょ
名詞
標準
文例 · 用例
――……貴著しみ/″\拝読しました、そして恥ぢ入りました、自分の貪――酒に対する執着――を呪ふ外ありませんでした。
— 種田山頭火 『松山日記』 青空文庫
「貴著伊沢蘭軒中松田道夫君の事を記載有之、始て同君の前生活を知ることを得、一驚を喫候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
過日|御示被下候貴著|瘠我慢中、事実相違之廉並に小生之所見もあらば云々との御意致拝承候。
— 書簡 『瘠我慢の説』 青空文庫
ところがその後、神戸市在住の神崎氏の系縁の人から、「神崎は決して貴著のなかにあるような女たらしの道楽者ではなかった。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫