蛮夷
ばんい
名詞
標準
savages
文例 · 用例
かれらを呼んで蛮夷といった。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
その体蛮のごとし、戯れに詩を作りていわく、〈宿房の大黒晨炊を侑む、合に若耶渓の女の眉を掃くべきに、好在忘心一点もなし、服はただ※布にして語は蛮夷なり〉。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
そこで「これより後蛮夷の礼を失するものあらば、之を奏聞すること勿れ」と侍臣に言渡したほどであった。
— 国枝史郎 『日本上古の硬外交』 青空文庫
其の愛惜憂懼の心を、後患はしらず、一時苟且の種痘にて、掃ふがごとく忘れたるがごとくせしめば、愈(中略)蛮夷の法を慕ふに至らむ。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」「蛮夷は僻遠の地に在て(中略)産物具全せず(中略)、天下融通交易と号し、外国を伺ふなど、飽かざれば止まずとも申候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
是蛮夷の他の邦を伺ひ奪ふ第一義の計策と仕候由(中略)、大害の成るに至りては、何如ともせむ方なき理に御座候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
蛮夷、夏を乱だるは聖人の憂うるところなれども、その聖人国を蛮夷に奪われたるは今の大清なれども、大清の人民もまた聖人の書をもって教となすべし。
— 福沢諭吉 『徳育如何』 青空文庫
蛮夷が中華を乱だるも、聖人の道をもってこれを防ぐべし。
— 福沢諭吉 『徳育如何』 青空文庫
作例 · 標準
古代の文献には、自国以外の民族を蛮夷と見なす記述が多く見られる。
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彼は、現代社会に蔓延る無作法な振る舞いを蛮夷のようだ、と批判した。
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映画では、文明化されていない蛮夷の部族が、独自の文化を築いている様子が描かれていた。
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