御前
ごぜん異読 ごぜ・みまえ
名詞頻度ランク #23160 · 青空 2881 例
標準
presence (of a nobleman, the emperor, etc.)
文例 · 用例
柵の外より頻りに汽車の方を覗く美髯公のいずれ御前らしきが顔色の著しく白き西洋人めくなど土地柄なるべし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
がいせんの折、陛下の御前に立ち、「なんの!
— 太宰治 『人物に就いて』 青空文庫
『春色梅暦』に藤兵衛の母親に関して「さも上品なるそのいでたち」という形容があるが、この母親は既に後家になっているのみならず「歳のころ、五十歳あまりの尼御前」である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
かれ男爵、ただ酒を飲み、白眼にして世上を見てばかりいた加藤の御前は、がっかりしてしまった。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
おもふに前栽の訛にして、往時御前栽畑ありし地なりしを以てなるべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
○長命寺の下、牛の御前祠の地先あたりは水|特に深くして、いはゆる○墨田の長堤もまた直に水を臨むをもて、陽春三月の頃は水の洋たると互に相映発して、絶好の画趣と詩興とを生ず。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
○竹屋の渡場は牛の御前祠の下流一町ばかりのところより今戸に渡る渡場にして、吾妻橋より上流の渡船場中最もよく人の知れるところなり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
けれどもまた、そんなにして助けてあげるよりはこのまま神の御前にみんなで行く方が、ほんとうにこの方たちの幸福だとも思いました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
作例 · 標準
家臣たちは、殿の御前にかしこまって座っていました。
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天皇陛下の御前で歌を披露する機会に恵まれました。
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その問題は、御前で議論されることになった。
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標準
outrider (person riding horseback in the lead position of a cavalcade)
作例 · 標準
将軍の行列の先頭を、立派な御前が務めていました。
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御前は、騎乗して主君の安全を守る重要な役割を担います。
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映画で見た時代劇の御前が格好良かった。
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標準
My Lord
作例 · 標準
「御前、どうかご決断を!」と家臣が切々と訴えた。
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武士は主君を「御前」と呼び、忠誠を誓いました。
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歴史ドラマで、家来が御前と呼ぶシーンが印象的だった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
御前 御前(ごぜん・おんまえ・みまえ) - 「前」・「面前」の丁寧語。御前会議(ごぜんかいぎ)など。キリスト教では「みまえ」が使われる(きよしこの夜の日本語歌詞)。 御前(ごぜん) - 貴人・住職などの尊敬語の一つ。静御前・御前様など。 御前(おまえ) - 日本語の二人称代名詞のひとつ。
出典: 御前 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0