メソメソ
メソメソ異読 めそめそ
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
sobbing
文例 · 用例
「帰れよ、なッ」 と言うと、今度は勝坊メソメソ泣き出した。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
今更の事のようにメソメソ泣きながら出迎えた一知夫婦と一緒に、一言も口を利かないまま、井戸端の混凝土の上に並んで突立って、検事や、予審判事や、警官連の行動をオドオドと見守ってばかりいた。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
とにかく入院しなければならぬ、あとは自分たちにまかせなさい、とヒラメも、しんみりした口調で、(それは慈悲深いとでも形容したいほど、もの静かな口調でした)自分にすすめ、自分は意志も判断も何も無い者の如く、ただメソメソ泣きながら唯々諾々と二人の言いつけに従うのでした。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
時々刻々ノワガ姿、笑ッタ、怒ッタ、マノワルキカッカッ燃ユル頬、トウモロコシムシャムシャ、ヒトリ伏シテメソメソ泣イテイル、スベテ記シテ、ノチノチノ弱キ、ケレドモ温キ若キ人ノタメニ、尊キ文字タルベキコト疑ワズ、ソコガソレ、スランプノモト。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
その矢先に突然にレントゲン室から帰って来た弟が、私の枕元に突立ったままメソメソ泣出したのだから、面喰わざるを得ない。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
メソメソと泣出した少年も居た。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
ありがたい事じゃ」 と云ってメソメソ泣き出した。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
『でも奥様、プーリはほんとうに困ります、お台所の戸をあけましても、ただの一度だつて閉めたことは御座いませんの、そのおかげで空巣にわたしの下駄を盗まれました』 女中は俄然、勇弁になつてゆくのであつた、でも彼女の眼頭がしだいに熱くなるのであつた、彼女が顔をあげたとき、彼女はメソメソと泣いてゐた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
作例 · 標準
「どうしたの、メソメソしてないで、元気出して!」
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彼は失恋の痛手から立ち直れず、毎日メソメソ泣いていた。
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大切な試合に負けて、子供たちはメソメソと肩を落としていた。
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