内乱罪
ないらんざい
名詞
標準
criminal insurrection
文例 · 用例
(二十一字削除)、ということには、まかり間違うと内乱罪にひっかけられる恐れがある。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
「独立して自由国になる」というような言葉は、以前ならば内乱罪か何かになるのであろうが、この頃はかまわないのかと一寸不思議な気がした。
— 中谷宇吉郎 『琵琶湖の水』 青空文庫
常人側の被告を受け持たされた司法省側は、被告に内乱罪を適用する必要を認めず、単に殺人・殺人未遂・爆発物取締罰則違反・という罪名を付けようとするのであるが、陸海軍側は軍人被告に対して反乱罪を以て臨もうとする。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
時には漫然と赤いからだと云って見たり、時には内乱罪や姦通罪が普通の犯罪でないと云うから悪いと云って見たり、著書が悪いからと云うかと思えばどこかでやった講演が悪いからとか、大学での講義が悪いからとか、云って見たりする。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
ファッショ的活動に対しては、五・一五事件の場合のように、殺人、放火、爆発物取締規定違反、暴力行為取締法違反、出版法違反、等の罪名でよく、もしそれでも間に合わない場合には内乱罪で取り締れば良いではないか。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫