代書屋
だいしょや
名詞
標準
notary public
文例 · 用例
爺さんの兄さんにあたる郷里の小学校長と内儀さんの従弟の代書屋である。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
安さんは兄さんや代書屋を貶して、あれたちは財産めあてなのだから、と暗に警戒を強いるし、兄さんの方ではまた安さんや代書屋に兎角難くせをつけたがる。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
それへ代書屋が内儀さんを突っついて何んとか色をつけて貰おうと焦せる。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
種に云われてみれば、どうも金壺眼の太七を貰う気もしないので、やはり思いは代書屋の倅の方へ走るのである。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
川を越えて、丁度その向ひ側に、代書屋が四五軒並んでゐた。
— 武田麟太郎 『反逆の呂律』 青空文庫
代書屋に行って書いてもらったのが一時間あまりもかかった。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
昭和十五年の春、直吉は除隊になり、その頃淀橋区役所のそばで、代書屋をしてゐた父のもとへ直吉は戻つて行つた。
— 林芙美子 『瀑布』 青空文庫
セルロイド工場の女工になったり、毛糸店の売子になったり、或る区役所の前の代書屋に通ったりして生活していましたが、友人の紹介で、田辺若男氏を知りました。
— 林芙美子 『文学的自叙伝』 青空文庫
作例 · 標準
昔、村の入り口に代書屋があり、多くの人が利用していたそうだ。
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遺産相続の手続きで困っていた時、代書屋さんが親身になって相談に乗ってくれた。
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今はインターネットで何でも調べられるが、かつては代書屋が知識の源だった。
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