鶴首
つるくび
名詞
標準
item with a long slender neck (e.g. vase, bottle)
文例 · 用例
サラバ、サラバ、鶴首。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
「見る人の悉くが感じたことは、あの羽虫を捜す頸のうねりが、写生としては如何にもさもありなんとは見受けられるが、所謂鶴首としての概念とされてる、すつきりした感じを砕くと、見る目に憾みを残さした事だ――」と批評されてゐる。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
しかしこの批評家は「写生としては如何にもさもありなんが――」と前置きして、鶴首としての概念としてのスッキリとしたところがないと桂華を批難してゐる。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
桂華の写生態度を認めながら、「所謂鶴首としての概念」とは遠いと批評した人と好一対の常識批評なのである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
鶴の首の曲げ方がすつきりしてゐなかつたことが「過去の鶴首の概念」とは一致しなかつたかも知れないが、桂華の現実的な写生精神とは一致してゐたのである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
この批評家は桂華の味方ではなくて、過去の鶴首の概念の味方であつたわけである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
お互いにこのコスモスの咲く頃を鶴首して待とう。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
私は真に君の歓びを自分の歓びとして一日も早くその上梓の日を鶴首して待つ。
— 室生犀星 『抒情小曲集』 青空文庫
作例 · 標準
その細長い首のデキャンタは、まるで鶴首のようだと称された。
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標準
long-necked person
作例 · 標準
彼は長身で首が細いため、たまに鶴首と呼ばれることがある。
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