卑劣漢
ひれつかん
名詞
標準
mean bastard
文例 · 用例
撲ぐられた男こそは生きる資格もない卑劣漢だ。
— 断片 『小さき良心』 青空文庫
卑劣漢の焼印を、自分で自分の額に押したのでした。
— 太宰治 『おしゃれ童子』 青空文庫
ああ汝、毛蟲にも似たる卑劣漢。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
わたしは彼女を心静かに家に帰らせるために、そのまま顔をそむけて立ち去ったが、すぐに自分は言い知れぬ下品な卑劣漢であったことを感じた。
— 幻の人力車 『世界怪談名作集』 青空文庫
「彼は憎むべき卑劣漢です。
— WITH KYUSHU STUDENTS 『九州の学生とともに』 青空文庫
例えば書物はよく悪漢、慾深、卑劣漢などが出現するのであるが、本に出て来る悪漢その他は、いかに惨忍であるにしろ、その惨忍さはどっちかというと事務的で、何故その男がこんなに惨忍なのか大抵その理由や動機がわかるように書かれている。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
だから卑劣漢を主人公としてお目見得させた次第である!
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
ああ、何たる卑劣漢!
— 少年密偵 『計略二重戦』 青空文庫
作例 · 標準
自分の失敗を部下のせいにして平然としている彼は、まさに救いようのない卑劣漢だ。
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「あんな卑劣漢とは二度と関わりたくない」と、彼女は怒りに震えながら言い放った。
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映画に登場する卑劣漢があまりに憎たらしく、観客の誰もが主人公のリベンジを待ち望んだ。
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