下読み
したよみ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
preparatory reading
文例 · 用例
田舎芝居で毎日変わった物を演ずるので、下読みが忙しいそうです。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
ある日、いつも外出する時間に出ないで室にいましたら、隣の食堂で下読みが始まってちょっと驚きました。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
彼の叔父は、彼が小学校に通学するころには、日々その下読みと復習を手伝い、のち彼が弁護士を志して法律学の独習を始むるや、彼の叔父は、多少なりとも指導助力に役立たばやと思う一念より、寄る年波をも顧みず、おのれもまた始めて法律学の研究に志し、同じ燈火の下にその甥とともに苦学したものである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
「泉はちゃくいぜ、あいつは教員用のチョイスを持っているもんだから、一度も下読みなんぞした事はないんだとさ。
— 芥川龍之介 『父』 青空文庫
そうして学校のお下読みや何かしておいただき遊ばすにようござりましょう。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
□「アーだけれど僕は昨日ブラザアに下読みをしてもらったから。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
松島君はだれも下読みをしてくれてがないから。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
今ではこの子が下読みをしてもらうくらいになったとネ。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
作例 · 標準
「明日のオーディションのために、台本を何度も下読みして、セリフを覚えた。」
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「小説家は、物語の構成を練るために、執筆前に多くの資料を下読みする。」
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「この難解な法律文書は、専門家でなければ意味が分からないだろう。まずは下読みで全体像を掴もう。」
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