幻辞.com

舞い飛ぶ

まいとぶ
動詞
1
標準
文例 · 用例
僕は、いまいましいやら、不安なやら、悲しいやら、外套のポケットから吸いかけの煙草をさぐり出し、寒さにかじかんだれいの問題の細長い指先でつまんで、ライタアの火をつけ、窓外の闇の中に舞い飛ぶ雪片を見ていました。
太宰治 女類 青空文庫
中條精一郎墓と書かれた墓標をめぐって、ここで見上げていると同じに雪片が絶え間なく舞い飛ぶ有様がまざまざと目に泛び、優しい、悲しい、同時によろこばしいような感動が鋭く、滲みとおるように胸にひろがった。
宮本百合子 わが父 青空文庫
大きな波に朝日の光がきらめき、信天翁が潮風に舞い飛ぶ
井上円了 南半球五万哩 青空文庫
舞い飛ぶ(まいとぶ) — 幻辞.com