上葉
じょうよう
名詞
標準
upper lobe (of lung)
文例 · 用例
「うへ」(上)が「うはば」(上葉)になる。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
もんてん、こゝろウぶとウ―― 續いて、荻、萩の上葉をや渡るらんと思ふは、盂蘭盆の切籠賣の聲なり。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
ひとりぽつりと行列からはなれて、手巻きの、三分の一以上葉が抜けたような煙草を吸ったりしないはずだ。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
仲のいい友達を一人失くした哀しみを抱きながら、雨蛙はぐしょ濡れになって、無花果の上葉から下葉へと飛び下りました。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
歎きぬ、葦はうら枯の上葉たゆげに顫きて。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
秋待顏の萩の上葉にいこひもやらず、けさのあはれのあさがほにふたゝび三たび羽をうちて再た飛び去りて宇宙に舞ふ。
— 北村透谷 『北村透谷詩集』 青空文庫
二嘆きぬ、葦はうら枯の上葉たゆげに顫なきて。
— 薄田淳介 『白羊宮』 青空文庫
名にし負える荻はところ狭く繁り合いて、上葉の風は静かに打ち寄する漣を砕きぬ。
— 川上眉山 『書記官』 青空文庫
作例 · 標準
肺の上の部分、すなわち上葉は、呼吸機能において重要な役割を果たしている。
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彼は、右肺の上葉に初期の癌が見つかった。
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肺の上葉の病変を切除するため、手術が行われることになった。
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