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宝石類

ほうせきるい
名詞
1
標準
文例 · 用例
ところが、その後、その装身具や宝石類を(いくつかは我々自身が使うのに取っておいたが)売り払ってみると、我々がこの財宝をよほど安く値ぶみしていたことがわかったのだった。
THE GOLD-BUG 黄金虫 青空文庫
被害者は家を出るときになにか宝石類を身につけていなかったか?
『モルグ街の殺人事件』続編 マリー・ロジェエの怪事件 青空文庫
彼の受持区域内でも、屈指の富豪と眼指されている倉川男爵家の別邸に二人組の強盗が入って、若い、美しい夫人と小間使を絞殺し、一人の書生に重傷を負わせ、夫人所有の貴金属、宝石類と、現金二百余円を奪い取って逃走した事が、夜明けまで震えていた台所女中によって、分署まで報告された。
夢野久作 老巡査 青空文庫
ステッキの空洞の中へ、宝石類を入れながら、 俺が、この中へはいる程度の小さいものにしか、手を出さぬというところへ眼をつける者が、一人や二人あってもよさそうなものだ。
平林初之輔 探偵戯曲 仮面の男 青空文庫
」山口はアムリの大きな掌で圧えられているガラス台の下の宝石類を覗き込んだ。
横光利一 上海 青空文庫
やがて娘は外から戻つて来て、不思議な箱に気づくと恐ろしさうに戦いてゐましたが見れば見る程立派やかな宝石類に誘惑を覚えはじめます。
牧野信一 フアウスト 青空文庫
前は二軒長屋の平屋で、砲兵工廠に勤める人と下駄の歯入れをする人、隣家は宝石類の錺屋さんで、三軒とも子供が三、四人ずついた。
林芙美子 落合町山川記 青空文庫
昔、ミッシェルとか言つた仏蘭西人に贈られた腕環を見せられた事があつたけれども、あゝした宝石類も持つてゐるに違ひない。
林芙美子 晩菊 青空文庫