色鬼
しきき
名詞
標準
sex maniac
文例 · 用例
予は今後断じて神に依らず、予自身の手を以て、予が妹明子をこの色鬼の手より救助す可し。
— 芥川龍之介 『開化の殺人』 青空文庫
一条弥平、一色鬼童、これは琢磨流の忍術家であった。
— 国枝史郎 『五右衛門と新左』 青空文庫
長い間|宅にばかりくすぶっていて、たまたまこのよい時節に外の風に吹かれると気持ちはいいようなものの、あまりに美しい自然とそこにも付きまとう世の中の刺激が病余の神経には少しききすぎるようでもある。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
『さあ、これから、お前に少しききたいことがあるのだが、お前もな、できたことは仕方がないことだから、何もくよくよ考えずに、男らしくありのままに話してもらいたいのだがなあ。
— 菊池寛 『島原心中』 青空文庫
実朝と宗武は貴人に生れて共に志を伸ばす能はざりし人、曙覧と元義は固より賤しききはにていづれも世に容れられざりし人なり。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
――吾木香すすきかるかや秋くさの、さびしききはみ、君におくらむ。
— 林芙美子 『清貧の書』 青空文庫
歌と絵にほか見もしききもしなかった藻塩やく煙も朝夕軒の先に棚引いて居ては歌によむほどなつかしいものでもなかったし毎日藻塩木をひろいに来る海士の女も絵のように脛の白い黒い髪のしなやかな風をしたものは一人もなかった。
— 宮本百合子 『錦木』 青空文庫
わたくし後つけ話しききましたところ、今回のうちこわしの元兇こそ、冬次郎様にござりますよし。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
作例 · 標準
彼は色鬼と罵られても、性的な欲求を抑えられなかった。
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「あいつ、本当に色鬼だな」と友人は呆れたように言った。
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色鬼のような行動は、社会では決して許されない。
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