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名詞
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標準
文例 · 用例
『万葉集』巻十二に「いぶせくも」という語を「馬声蜂音石花※」と書いてあって、「馬声」をイに宛て、「蜂音」をブに宛てたのをみれば、当時の人々は、蜂の飛ぶ音をブと聞いたと共に、馬の鳴声をイの音で表わしていたのである。
橋本進吉 駒のいななき 青空文庫
例えば轆轤に集中する傘の骨、要に向って走る扇の骨、中心を有する蛛の巣、光を四方へ射出する旭日などから暗示を得た縞模様は「いき」の表現とはならない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
恐ろしい山恐ろしい山の相貌をみたまつ暗な夜空にけむりを吹きあげてゐるおほきな蛛のやうな眼である。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
遺傳人家は地面にへたばつておほきな蛛のやうに眠つてゐる。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
まつ暗な夜空にけむりを吹きあげてゐるおほきな蛛のやうな眼である。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
蛛の絲のやうな彼の言葉のつながりを見よ。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
彼の心臟には日本語の蛛の絲がある。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
特に虫や鳥やの小動物を愛し、蛇、蛙、蝉、蛛、蜻蛉、蝶などが好きであった。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫