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じろりと見る

じろりとみる
表現動詞-一段
1
標準
to cast a sharp glance
文例 · 用例
隣の大将が食卓でオール・ドゥーヴルを取ってから上目で給仕の女中の顔をじろりと見る、あの挙動もやはり「生きてはたらきかける」ものをもっている。
寺田寅彦 映画雑感(3) 青空文庫
ト向直つて、元二の顏をじろりと見るやうにして招き、と云ふ形で蹲んだが、何故か無法に憎かつた。
泉鏡太郎 二た面 青空文庫
」と夕間暮の薬箪笥に手を掛ける、とカチカチと鳴る環とともに、額の抜上った首を振りつつ大な眼鏡越にじろりと見る
泉鏡花 浮舟 青空文庫
白服の姿勢で、ぴたりと留まつて、じろりと見る、給仕の氣構に恐れをなして、「日本の酒はござんせうか。
泉鏡太郎 大阪まで 青空文庫
閑耕は、キラリ目金を向けて、じろりと見ると、目を細うして、髯の尖をピンと立てた、頤が円い。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」       四十七 もう傍へ来そうなものと、閑耕教頭が再び、じろりと見ると、お妙は身動きもしないで、熟と立って、臈たけた眉が、雲の生際に浮いて見えるように俯向いているから、威勢に怖じて、頭も得上げぬのであろう、いや、さもあらん、と思うと……そうでない。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」 とちと持上げて、浮かせ気味に物|馴れた風で、河野は教頭と握手に及んで、「やあ、失敬、」と云いながら、お妙の背後から、横顔をじろりと見る
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」と歯入屋が、おはむきの世辞を云って、女房達をじろりと見る奴。
泉鏡花 白金之絵図 青空文庫
作例 · 標準
「あれは誰だったんだろう?」と、彼女は道行く人をじろりと見て、不思議に思った。
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じろりと見る(じろりとみる) — 幻辞.com