連れ戻る
つれもどる
動詞
標準
文例 · 用例
引き揚げて家へ連れ戻ると、お君は盥を持ちだした。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
豹一を引き揚げて、家に連れ戻ると、お君はたらいを持ち出した。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
旦那さまが叱ったのは知りませんけれど、連れ戻るときわたしが馬車のお供をしていたんですが、お嬢さまは馬車の中で酷く妹を叱っていましたから。
— 佐左木俊郎 『恐怖城』 青空文庫
「連れ戻るか、斬るかであろう」 一木は、冷たい微笑をして「君公の命じゃ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
もし機関大尉が生きていられたら、きっと連れ戻る。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
夜、聟が嫁を捉えたとなると、髪束をひっつかんだり、随分手荒なことをして連れ戻る。
— 折口信夫 『最古日本の女性生活の根柢』 青空文庫
夜、聟が嫁を捉へたとなると、髪束をひつゝかんだり、随分手荒な事をして連れ戻る。
— 折口信夫 『最古日本の女性生活の根柢』 青空文庫
グリゴリイは赤ん坊を抱き上げて家へ連れ戻ると、妻を坐らせて、その乳房へ押しつけるようにして、赤ん坊を彼女の膝へ載せた。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫