末木
うらき
名詞
標準
treetop
文例 · 用例
然るところその伽羅に本木と末木との二つありて、はるばる仙台より差下され候|伊達権中納言殿の役人ぜひとも本木の方を取らんとし、某も同じ本木に望を掛け互にせり合い、次第に値段をつけ上げ候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
その時横田|申候は、たとい主命なりとも、香木は無用の翫物に有之、過分の大金を擲ち候事は不可然、所詮本木を伊達家に譲り、末木を買求めたき由申候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
伊達家の役人は是非なく末木を買い取り、仙台へ持ち帰り候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
かの末木の香は「世の中の憂きを身に積む柴舟やたかぬ先よりこがれ行らん」と申す歌の心にて、柴舟と銘し、御珍蔵なされ候由に候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
然るところその伽羅に本木と末木との二つありて、はるばる仙台より差下され候|伊達権中納言殿の役人ぜひとも本木の方を取らんとし、某も同じ本木に望を掛け、互にせり合い、次第に値段をつけ上げ候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書(初稿)』 青空文庫
その時相役申候は、たとい主命なりとも、香木は無用の翫物に有之、過分の大金を擲ち候事は不可然、所詮本木を伊達家に譲り、末木を買求めたき由申候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書(初稿)』 青空文庫
伊達家の役人は是非なく末木を買取り、仙台へ持帰り候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書(初稿)』 青空文庫
かの末木の香は、「世の中の憂きを身に積む柴舟やたかぬ先よりこがれ行らん」と申す歌の心にて、柴舟と銘し、御珍蔵なされ候由に候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書(初稿)』 青空文庫
作例 · 標準
例句