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細雪

ささめゆき
名詞
1
標準
The Makioka Sisters (1957 novel by Jun'ichirō Tanizaki)
文例 · 用例
谷崎氏の「細雪」は大阪弁の美しさを文学に再現したという点では、比類なきものであるが、しかし、この小説を読んだある全くズブの素人の読者が「あの大阪弁はあら神戸言葉や」と言った。
織田作之助 大阪の可能性 青空文庫
細雪」は大阪と神戸の中間、つまり阪神間の有閑家庭を描いたものであって、それだけに純大阪の言葉ではない。
織田作之助 大阪の可能性 青空文庫
左視右顧、あな細雪、常樂の宮とめあぐみ、ものうげの旅や、はつはつ。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
日配の統計の純文学では「細雪」が第一位です。
宮本百合子 新しい抵抗について 青空文庫
たとえば「細雪」の世界のように。
宮本百合子 文学と生活 青空文庫
それが必要なばかりでなく、これからの文学のことばのなかには漱石も知らず、志賀直哉の生活と文学にもなく、「細雪」にもないいろいろの社会科学のことばや、科学のことばが、こなれてはいって来るようにもなるだろう。
宮本百合子 文学と生活 青空文庫
世界文学の中に日本の現代文学がどういう価値をもつかということは、決して「細雪」をもっていることだけでは計られない。
宮本百合子 文学と生活 青空文庫
そして「細雪」は「天然色映画のようにたっぷりして、刺戟がなくて、たのしめるもの」(東京新聞)として数十万部をうりつくしていると語られている。
――創作方法のこと・そのほか―― 現代文学の広場 青空文庫
作例 · 標準
谷崎潤一郎の「細雪」は、日本の古典文学の傑作の一つだ。
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映画化された「細雪」を見て、原作にも興味を持った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は「細雪」を読み終え、登場人物たちの人生に深く感動していた。
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ウィキペディア

『細雪』(ささめゆき)は、谷崎潤一郎の長編小説。1936年(昭和11年)秋から1941年(昭和16年)春までの大阪の旧家を舞台に、4姉妹の日常生活の明暗を綴った作品。阪神間モダニズム時代の阪神間の生活文化を描いた作品としても知られ、全編の会話が船場言葉で書かれている。上流の大阪人の生活を描き絢爛でありながら、それゆえに第二次世界大戦前の崩壊寸前の滅びの美を内包し、挽歌的な切なさをも醸し出している。作品の主な舞台は職住分離が進んだため住居のある阪神間(職場は船場)であるが、大阪(船場)文化の崩壊過程を描いている。

出典: 細雪 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0