学位論文
がくいろんぶん
名詞
標準
thesis
文例 · 用例
ただ、これから学位を取ろうとしている少数の若い学者と、それらの人々の学位論文を審査すべき位置にある少数の先輩学者との耳には一つの警鐘の音のように聞こえる言葉である。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
それで、もしも審査に合格したある学位論文が、多くの学者の眼で見てなんらの価値がないものであったり、あるいは明白な誤謬に充ちたものであったとしたらどうであろう。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
今度新聞で報ぜられた事件にしても事実は少しも知らないが、ただ問題となった学位論文が審査を及第通過している以上、その論文がともかくも学術上なんらかの価値あるものであり、少なくも全然無価値ではなく、全部が誤謬ではないであろうということはほとんど疑う余地のないことであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
ただ、一番始末のいい場合は、学問の本山であるところの西洋の第一流の大家達の統括の下に開拓され発達させられた一つの明確な区劃内に限られた部門の中で、かの地の誰やかれが既にかなりまでつつき廻した問題の一方面に若干の確実な貢献をしたというような種類の仕事が学位論文として提出された場合である。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
学位論文として著者が自信をもって提出するほどのものでなんらか斯学に貢献するポイントをもたないようなものは極めて稀であろうと思われるのである。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
学位の出し惜しみをする審査員といえども決して神様でない限り、その人の昔の学位論文が必ず完全無欠なものとは限らず、ノーベル賞に値いするほどの大発見でもないのであろう。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
『物理年鑑』に出した論文だけでも四つでその外に学位論文をも書いた。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
平板に円孔を穿ったものの伸長変形に関する理論と実験の結果を比べたものが学位論文となっている。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
作例 · 標準
博士課程の集大成として、彼女は独創的な視点で学位論文を書き上げた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
指導教官から学位論文のテーマについて、貴重な助言をいただいた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
締め切りまであと一週間だというのに、学位論文が全く進んでいない。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼の学位論文は、その分野の先行研究を網羅的に分析しており、評価が高い。
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