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静寂

せいじゃく
名詞形容動詞頻度ランク #14390 · 青空 1223
1
標準
silence
文例 · 用例
「人間」という言葉によって、それが如何にも物珍しく、人跡全く絶えた山中であり、稀れに鳴く鶯のみが、四辺の静寂を破っていることを表象している。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
かつどこかスタイルがちがっており、句の心境にも芭蕉風の静寂な主観が隠見している。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
おそらく彼は、心境の静寂さにおいて芭蕉に近づき、全体としての芸術を、近代の象徴詩に近く発展させたか知れないのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
この句を読むと、田舎の閑寂な空気や、夏の真昼の静寂さや、ひっそりとした田舎家の室内や、その部屋の窓から見晴しになってるところの、広茫たる一面の麦畑や、またその麦畑が、上風に吹かれて浪のように動いている有様やが、詩の縹渺するイメージの影で浮き出して来る。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
これが夏の真昼の沈黙や、田舎の静寂さやを、麦の穂の動きにかけて、一語の重複した表象をしているのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
幾代かの人が長く住んでる、古い静寂な家の空気。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
そしてこの現実的印象としての瞬間が、恒久的実在の「古池」の中に消減することによつて、芭蕉の観念する「無」の静寂観が表現されるのである。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
耳を聾するような音と、眼を眩するような光の強さはその中にかえって澄み通った静寂を醸成する。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
作例 · 標準
夜の森は深い静寂に包まれていた。
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図書館では静寂を保つよう、掲示が出ている。
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都会の喧騒を離れ、私は静寂の中で読書を楽しんだ。
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