精明
せいめい
名詞
標準
文例 · 用例
新唐書に拠れば、「討繹精明、世宝焉」と云つてあつて、当時既に貴重の書であつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
思則愈精明、愈篤實。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
自其篤實謂之行、自其精明謂之知。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
思へば則ち愈|精明なり、愈|篤實なり。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
其の篤實より之を行と謂ひ、其の精明より之を知と謂ふ。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
これ儒教的政論の粋を抽んでたるもの、尋常一様の封建政治の理想、必らずしもかくの如く精明なる大主義徹底したるにあらずといえども、その民情を尋酌し、民を養うを以て、政治の大本としたるは、蓋し争うべからざるものあり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
――和次郎が精明館の稽古から帰って来ると、若尾が眼を輝かせながら部屋まで追って来た。
— 山本周五郎 『みずぐるま』 青空文庫
良人の五大主税介は隈江流という刀法の達者で、藩の道場「精明館」の師範をしていた。
— 山本周五郎 『四日のあやめ』 青空文庫