貸費生
たいひせい
名詞
標準
student on a scholarship-loan
文例 · 用例
博士の父が、明治の初年に、同縣の友で好い位地を得てゐた某の世話で、月給十五圓の腰辨當を拜命して、東京に住むやうになつた時から、食ふ筈の肴を食はず、着る筈の着ものを着ずに、博士の學資を續けて、博士が其頃の貸費生といふものになりおふせる迄にしたのは、此母君の力である。
— 森鴎外 『半日』 青空文庫
」「そりやああなたが貸費生とかになる迄、少しは出したのでせう。
— 森鴎外 『半日』 青空文庫
そは婦女子に実業的の修養をなすの要用ありと確信し、その所思を有志に謀りしに、大いに賛同せられければ、即ち亡夫の命日を以て、角筈女子工芸学校なるものを起し、またこの校の維持を助くべく、日本女子恒産会を起して、特志家の賛助を乞い、貸費生の製作品を買い上げもらうことに定めたるなり。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
小金井の家は戊辰の際に朝敵となった長岡藩の士族で、主人は貧しい家に兄弟が多く、貸費生で仕上げたのです。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は貸費生として大学に通い、将来は学費を返済することを誓っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
貸費生向けの就職説明会が、学内で開催された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「貸費生って、学費を借りてるんだっけ?大変だね。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite