蒸米
むしまい
名詞
標準
文例 · 用例
それから附け合せの蒸米を取つたが、その様子は先代の主人にも、先先代の主人にも、フイレエ肉を差し上げたことのある、この老人の顫えてゐる手から、祝福を受けるのかと思はれるやうであつた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
後代技術が進んで搗き抜きの団子を丸め、臼で蒸米を餅にすることができて、始めて我々の慣習は改まり、材料も従うて変化してきたのである。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
蒸米は冷えるとすぐに固くなるので、熱いうちに手を火ぶくれにしてこんな技術を施したのであった。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫