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気を紛らす

きをまぎらす
表現動詞-五段-サ行
1
標準
to distract oneself
文例 · 用例
私は気を紛らす為めに障子を少し開けひろげた。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
……定子……葉子はもうその笞には堪えないというように頭を振って、気を紛らすために目を開いて、とめどなく動く波の戯れを見ようとしたが、一目見るやぐらぐらと眩暈を感じて一たまりもなくまた突っ伏してしまった。
有島武郎 或る女 青空文庫
気を紛らすために、庭の中を歩いて見たい為だった。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
そして気を紛らすために今日三越で購ったショールの色合ひを想ひ出してみた。
原民喜 稲妻 青空文庫
気を紛らすために、庭の中を歩いて見たい為だつた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
」 気を紛らすもののない山の生活が、孤独のたよりなさと、生活のはかなさとに、お増の心を引き入れて行った。
徳田秋声 青空文庫
世の中が面白くなくなつた時、気を紛らすには、本を読んだり、旅をしたり、友達と遊んだりすることも出来るではないか。
UNERKLARLICHT! 不可説 青空文庫
△苦茗をすゝる朝の気持は何ともいへないすが/\しさである、私は思ふ、茶は頭脳を明快にする、酒は感興を喚ぶ、煙草は気を紛らす、茶は澄み酒は踊り煙草は漂ふ、だから、考へるには茶をすゝり、作るには酒を飲み、忘れるには煙草を喫ふがよい。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
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