学僕
がくぼく
名詞
標準
working student
文例 · 用例
正作は五郎のために、所々奔走してあるいは商店に入れ、あるいは学僕としたけれど、五郎はいたるところで失敗し、いたるところを逃げだしてしまう。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
名物と云えば、も一ツその早瀬塾の若いもので、これが煮焼、拭掃除、万端世話をするのであるが、通例なら学僕と云う処、粋な兄哥で、鼻唄を唱えばと云っても学問をするのでない。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
そして世話をして佐藤一斎の家の学僕にした。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
後に服部は東京で時計職工になり、菱川は辻新次さんの家の学僕になったが、二人共に已に世を去った。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
東京に来て桑田衡平の家の学僕になっていて、それからこの学校に入った。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
元来後学僕の如きものは先生の翻訳を云々する資格のないものに違ひない。
— 芥川龍之介 『平田先生の翻訳』 青空文庫
といふのは――さる役僧について読み書きを習つてゐた一人の学僕が、おつそろしい拉典語きちがひになつて父親のところへ戻つて来たが、こちとらのつかふ正教の言葉さへ忘れてしまつて、どんな言葉にでもといふ語尾をつけないと虫がをさまらず、匙鋤をロパトウスだの、女をバブウスだのと言ふ始末。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
今さら学資をスリ取られたとは在所へ言いもやられず、この上は塾僕学僕になりてもと奮発せしかど、さる口もなく空しくこの家に厄介となり、鼻紙の事まで深沢の世話になるようになれば、深沢は頓着せぬ様子なれど女房は胸に持ちて居ずもがなの気色見えたり。
— 饗庭篁村 『良夜』 青空文庫
作例 · 標準
学費を払うために、彼は図書館で学僕としてアルバイトをしていた。
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このプログラムの学生の多くは、仕事と学業を両立させる学僕だ。
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大学は、経済的に困難を抱える学僕を支援する制度を提供している。
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