詬罵
詬罵
名詞
標準
文例 · 用例
幸いなことには、津田生は父祖伝来の家産を豊かに持っていたから、研究費には差支えることは免れたが、不幸なことには、この熱心な発明慾が周囲の誰にも諒解されないのみならず、それに冷笑と詬罵とが注がれたことは、古今東西の発明家が味わった運命と同じことでありました。
— 弁信の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
しかし、それらの誤解と、冷笑と、詬罵の間に、津田生が超然として発明製作の実行に精進していたことは、少なくとも古今東西の発明家の持つ態度と同じものでありました。
— 弁信の巻 『大菩薩峠』 青空文庫