風教
ふうきょう
名詞
標準
morals
文例 · 用例
社会の風教を乱すような邪教|淫祠、いかがわしい医療方法や薬剤、科学の仮面をかぶった非科学的無価値の発明や発見、そういうものに世人の多くが迷わされて深入りしない前にそれらの真価を探求したい。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
フランス国内に勢力を持って居る多くの風教団体がフランスの不名誉として賭博税を、また人道の不名誉として賭博場の全廃を、あらゆる精力を費して叫んで来たが一向行われ無い。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
警部さんならちと下情には通じて置くものですぜ、風教視察という奴でね。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
抑も当時武門の権勢漸く内に衰へて、華美を競ひ遊惰を事とするに及びて、風教を依持す可き者とては僅に朱子学を宗とする儒教ありしのみ。
— 北村透谷 『粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ』 青空文庫
而して儒教の風教を支配する事能はざるは、往時|以太利に羅馬教の勢力地に堕ちて、教会は唯だ集会所たるが如き観ありしと同様の事実なり。
— 北村透谷 『粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ』 青空文庫
第三には、錯覚でも何でもよろしい、鼻というものの動的表現の可能性を認めなければ、社会風教上その他万事につけて不都合なのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
禮儀典三六、牲理三書圖解、男女初婚今俗人家女之母同入房、以果酒禮壻、而用素帛一幅置之壻袖中謂之交親、壻拜受之、厥明以驗女之貞潔其則有傳示於人者、今江淮多用之、雖士大夫亦有所不能變者蓋淪於塵俗而莫之覺也、其爲可噌甚矣、寧不有※於風教乎、とあるが此書の出來た以前に此物の記事は無い物にや)。
— 南方熊楠 『蓮の花開く音を聽く事』 青空文庫
彼は謹厳実直の郷士で、一滴の酒も嗜むことなく夙に竜巻村小字界隈の風教改革運動に東奔西走して寧日もなき人であります。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
作例 · 標準
昔の人は、地域の風教を守ることを大切にした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
学校教育は、青少年の健全な風教を育む上で重要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
宗教は、人々の風教に大きな影響を与える。
幻辭AI · gemini-2.5-flash