景趣
けいしゅ
名詞
標準
elegance
文例 · 用例
水鳥や朝飯早き小家がち 川沿いの町によく見る景趣である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
水鳥や舟に菜を洗ふ女あり と共に、蕪村の好んで描く水彩画風の景趣であって、薄氷のはる冬の朝の侘しさがよく現れている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
因に、こうした景趣の村は関西地方に多く、奈良、京都の近畿でよく見かける。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
今日の道はよい、といふよりも好きな道だつた、山村の景趣を満喫した、青葉もうつくしいし、水音はむろんよかつた、虫の声もうれしいし、時々啼いてくれるほとゝぎすはありがたかつた。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
この荒寥たる地方の景趣には耐へがたい。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
私はまた佇ち停って、これらの初めてみる樺太の景趣に目を円くした。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
這般の景趣悉く皆快なり。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
ここかしこの山間渓間にはまだ残雪が深く、おくれ咲きの山桜や山吹とともに何ともいわれぬ残春の景趣を横溢させている。
— 上村松園 『北穂天狗の思い出』 青空文庫
作例 · 標準
「彼女は、詩文に優れ、楽器もたしなむ当代随一の閨秀として知られていた。」
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「その晩餐会には、多くの著名な文化人や、才気あふれる閨秀たちが招かれていた。」
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「彼女の知性と教養の深さは、まさに閨秀の鑑と言えるだろう。」
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