親切ごかし
しんせつごかし
名詞形容動詞
標準
pretending to be kind
文例 · 用例
」と、親切ごかしに、付け加えて呉れるのであった。
— 菊池寛 『神の如く弱し』 青空文庫
だから僕は、銚子駅で、親切ごかしに僕自身の手でこ奴をチッキにつけたんだよ。
— 大阪圭吉 『花束の虫』 青空文庫
後詰めとなってくれる親類の一人もないのはもちろんの事、ややともすれば親切ごかしに無いものまでせびり取ろうとする手合いが多いのだ。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
」「然し飛だ親切ごかしが思はぬ結果になつて少々寂しいぞ。
— 牧野信一 『女に臆病な男』 青空文庫
彼も例の黒表の一名だが、おそらくその原因は、その「親切ごかし」なる仇名に依つたものに違ひなかつた。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
彼も例の黒表の一名だが、おそらくその原因は、その「親切ごかし」なる渾名に依ったものに違いなかった。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
」と親切ごかしの讚同をした。
— 牧野信一 『父の百ヶ日前後』 青空文庫
……斯んなことは毛頭云ひたくない、君がさつきからあまり親切ごかしに責めたてるので、恥を忘れて口外するんだ。
— 牧野信一 『蝉』 青空文庫
作例 · 標準
彼の親切ごかしの態度には、どこか裏があるように感じられた。
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表面的な親切ごかしに騙され、何度も痛い目に遭ってきた。
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彼女の親切ごかしの助言は、結局自分の利益のためのものだった。
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