候由
そうろうよし
表現
標準
I hear that ...
文例 · 用例
かの末木の香は「世の中の憂きを身に積む柴舟やたかぬ先よりこがれ行らん」と申す歌の心にて、柴舟と銘し、御珍蔵なされ候由に候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
明日切腹候場所は、古橋殿|取計にて、船岡山の下に仮屋を建て、大徳寺門前より仮屋まで十八町の間、藁筵三千八百枚余を敷き詰め、仮屋の内には畳一枚を敷き、上に白布を覆い有之候由に候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
かの末木の香は、「世の中の憂きを身に積む柴舟やたかぬ先よりこがれ行らん」と申す歌の心にて、柴舟と銘し、御珍蔵なされ候由に候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書(初稿)』 青空文庫
人の傳へ候ところに依れば、ヱネチア第一の美人は君がいひなづけの妻となり居候由に候。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
また「江戸立之時仰渡並応答之条々之写」という書にも「昔は沖縄島那覇港者唐融通の港にて候由」という記事がある。
— 伊波普猷 『浦添考』 青空文庫
頃日御籤御占方被仰付儀共御座候処、 聞得大君加那志御厄辰巳之方神之御祟も御座候由有之候。
— 伊波普猷 『ユタの歴史的研究』 青空文庫
「殊の外気詰り」なひとで、嵐雪も俳諧のほかは翁を外し逃げなど致候由、と二代目団十郎の書いたもののなかに語られている。
— 宮本百合子 『芭蕉について』 青空文庫
また同人の歌にかありけんうつせみの我世の限り見るべきは嵐の山の桜なりけりといふが有之候由、さてさて驚き入つたる理窟的の歌にては候よ。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
作例 · 標準
「あの事件の真相は、まだ明らかになっていないらしい」と、彼は周りに語っていた候由。
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彼が突然会社を辞めたのは、新しい事業を始めるためだそうだ候由。
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近頃、街に不審な人物が出没しているらしい候由、注意が必要だ。
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