気遣わしい
きづかわしい
形容詞
標準
anxiously
文例 · 用例
(以上は匆卒の間に筆をとった一葉の素描のようなものに過ぎないのであって、色々の点で間違いや思い違いがありはしないかと気遣わしい。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
何よりもまず気遣わしい、お雪はと思う傍に、今息を吸取られて仆れたと同じ形になって、生死は知らず、姿ばかりはありました。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
余は秀子を助けて貰う積りで来て、若しや飛んでもない事に成りはせぬかと気遣わしい心が起きた。
— 黒岩涙香 『幽霊塔』 青空文庫
兎も角身体の精力を回復せねばと、此所を立ち去って食事もした、余所ながら叔父の病状をも見舞って、最早気遣わしい事もないとの旨を聞き定めた、爾して自分の居間に入り、九時半には起こして呉れる様に目覚時計を強く掛けて置いて、身を横にした。
— 黒岩涙香 『幽霊塔』 青空文庫
それは、しげ子にとっては寧ろどうでもいい問題であったが、重夫にとっては何かしら気遣わしい、話さないではおれない問題であった。
— 豊島与志雄 『田原氏の犯罪』 青空文庫
それが一転して気遣わしい不安となった。
— 豊島与志雄 『反抗』 青空文庫
必ずしも飲水の一点が気遣わしいのみでなかったと思う。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
作例 · 標準
遠く離れて暮らす母の体調が、最近どうにも気遣わしい。
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彼の態度がいつもと違うので、何か気遣わしいことがあったのだろうか。
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大事なプレゼンテーションを控えて、結果が気遣わしい一日を過ごした。
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台風が近づいているとニュースで聞き、庭の鉢植えが気遣わしい。
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