隣地
りんち
名詞頻度ランク #38158 · 青空 33 例
標準
adjoining land
文例 · 用例
」 身を起して、寄ると、塚を前にほとんど肩の並んだ振袖は、横へ胸を開いて、隣地との土の低い劃へ、無雑作に腰を掛けた。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
……はいゝとして、隣地心行寺の假門にかゝると、電車の行違ふすきを、同伴が、をかしなことをいふ。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
筍もをはりらしい三本をぬく(うち一本は隣地のを失敬!
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
隣地の町角に、平屋|建の小料理屋の、夏は氷店になりそうなのがあるのと、通りを隔てた一方の角の二階屋に、お泊宿の軒行燈が見える。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
椿岳の住っていた伝法院の隣地は取上げられて代地を下附されたが、代地が気に入らなくて俺のいる所がなくなってしまったと苦情をいった。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
何となれバ谷中村ハ一面に平地なるが故に、仮りに買収派の言ふ如く之を潴水池と為すも、大水氾濫するときハ瞬時にして堤内に充満し水流溢れて風波起り、余勢奔瀉して群馬、埼玉、茨城、千葉、東京等一円の隣地を襲ふに至り、浸水の地域拡張して損害の多大なる真に計る可からざるものあらん。
— 田中正造 『非常歎願書』 青空文庫
西北隅は隣地面の人が何やら工事を起して、土を掘り上げてゐる最中である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
家の隣地は麥畑なので、黄いろくうれた麥畑の反射が夕映のやうに明るく見える。
— 林芙美子 『旅人』 青空文庫
作例 · 標準
新しいマンションの建設で、隣地の住民との間で日照権を巡るトラブルが発生した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は隣地を購入し、庭を広げる計画を立てている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
隣地との境界には、明確なフェンスが設置されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash