殿
との
名詞代名詞頻度ランク #6906 · 青空 15542 例
標準
feudal lord
文例 · 用例
三造はコンノート殿下のやうに進み寄る。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
実際彼の妻のように、良人に対して忠実な奉仕をする女性は、普通の西洋婦人の中にはほとんどなく、これほどまた男が殿様扱いにされる家庭生活も、西洋では考え及ばないことであるから、ヘルンの手紙をよんだ外国人たちが、いかにその日本の友人を羨望したかが想像される。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
湯殿でまだ沸き切らぬ湯をチヤブチヤブさせて遊んでゐる四人の小さな子供等こそは、実は一番喧しかつたのだが、長男に就いての一件の起こつてる時なので、他の四人の子供は何だか可愛い気がして、何時ものやうにとても「やめろ!
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
白人の子供も黒人の子供も、すべての人間の子供は、本來フアンタスチツクな夢の宮殿に住んでゐるのだ。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
雪かなしいつ大仏の瓦葺 夢のように唐突であり、巨象のように大きな大仏殿。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
隣の座敷は殿方ばかりにて、ビール又は正宗の空壜を作るによねんなし。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
壱岐殿坂教会で海老名弾正の説教を聞いた。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
御殿場にて乗客更に増したる窮屈さ、こうなれば日の照らぬがせめてもの仕合せなり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
標準
mansion
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殿(との)は、貴人の代名詞である。転じて、殿(-どの)は、人名や職名などの後に付けて敬称とする接尾語である。
出典: 殿 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0