張壁
ちょうへき
名詞
標準
文例 · 用例
」「なに、好いです明日買って来るから」、と矢張壁を視詰めた儘で。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
木造家屋内にては桁、梁の下を避けること、又洋風建物内にては、張壁、煖爐用煉瓦、煙突等の落ちて來さうな所を避け、止むを得ざれば出入口の枠構への直下に身を寄せること。
— 今村明恒 『地震の話』 青空文庫
第一墜落物も張壁、煖爐用煙突など、いづれも重量の大なるものであるから、机や椅子では支へることが困難である。
— 今村明恒 『地震の話』 青空文庫
若し室内にて前記の如き條件の場所もなく、又は廊下に居合せて、兩側の張壁からの墜落物に挾み撃ちせられさうな場合に於ては、室の出入口の枠構へが、夕立に出會つたときの樹陰位の役を勤めるであらう。
— 今村明恒 『地震の話』 青空文庫