電話を切る
でんわをきる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to hang up
文例 · 用例
――どうもありがとうございました」 鶴雄は電話を切ると、やがてそろばん屋を出て、三条通りを寺町の方へ歩いて行った。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
「ああ、俺はいつも何々しようとした途端、必ず際どい所で故障がはいるのだ」 と、がっかりしながら、電話を切ると、暫らくぽかんと突っ立っていたが、やがて何思ったのか、あわててトランクを手にすると、そわそわと出て行った。
— 織田作之助 『昨日・今日・明日』 青空文庫
ところがあなたの電話を切るとまもなく木村君の手紙が届いて来たんです。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
じや、御邪魔します」 と云つて電話を切るとすぐ私の前に来た。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
」と、素直に答えてくれたので、新蔵は電話を切るが早いか、心配そうな母親にもむずかしい顔を見せただけで、どこへ行くとも断らずに、ふいと店を飛び出しました。
— 芥川龍之介 『妖婆』 青空文庫
――それにしても烏啼がそんなところで家内を活用していることをちっともご存じなかったんですかね」 探偵猫々は電話を切ると、憂鬱いっぱいの顔になって浴室を出た。
— 烏啼天駆シリーズ・1 『奇賊は支払う』 青空文庫
敬太郎はすぐ出ますと答えたが、それだけで電話を切るのは何となくぶっきらぼう過ぎて愛嬌が足りない気がするので、少し色を着けるために、須永君から何か御話でもございましたかと聞いて見た。
— 夏目漱石 『彼岸過迄』 青空文庫
「さっき、度々電話がかかったでしょう、あの時、御主人はってきくから、分らないと答えて、どなたですかと、何度きいても、名前を云わないで、いきなり、ああ奥さんですか、奥さんですね、どうぞよろしく……そしてがちゃりと電話を切るんですよ。
— ――「正夫の童話」―― 『白い朝』 青空文庫
作例 · 標準
話が長くなったので、そろそろ電話を切ることにしました。
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電波が悪くて聞こえにくかったので、一度電話を切ってもう一度かけ直した。
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大事な話が終わった後、ゆっくりと電話を切った。
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