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来我

らいが
名詞
1
標準
文例 · 用例
これは、本来我が国にはラ行音ではじまる語はなかったので、すなわち、ラ行音は語頭音としては用いられなかったのである。
橋本進吉 国語音韻の変遷 青空文庫
) 茲に於て私は少々傍道をしなければならないのであるが、――由来我が文学は言葉を読むと同時に触りを感取するが重要である。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
来我々素人がみて、形状の正体のまるつきりわからぬ絵が少くないので、遂こんなことを述べる気になつた。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
来我慢しろと云うのは現在に安んぜざる訳だ――だんだん事件がむずかしくなって来る――時々やけの気味になるのは貧苦がつらいのだ。
夏目漱石 倫敦消息 青空文庫
来我輩は江戸っ児だ。
夏目漱石 倫敦消息 青空文庫
来我々同族間では目刺の頭でも鰡の臍でも一番先に見付けたものがこれを食う権利があるものとなっている。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
我|嘗て、人性に第一我(物我、肉我)と第二我(神我、霊我、本来我)あるの論を立して、霊肉の抱合もしくは分離|争鬩より来る人生の諸有奇蹟を解釈し、一日姉崎博士と会して之を問ふ。
石川啄木 閑天地 青空文庫
来我子を救えと念ずると、仏すなわち来て鬼神殿中に坐った。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫