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高坏

たかつき
名詞
1
標準
serving table
文例 · 用例
壁の一側に※机を置き、皿や高坏に、果ものや、乾肉がくさぐさに盛れてある。
岡本かの子 富士 青空文庫
あるじの方の僧は、却つてそれを名譽にして、何彼と道綱の機嫌を取つて、羊羹を高坏に載せて出したり、葛を溶いた湯を出したりして歡待した。
田山花袋 道綱の母 青空文庫
庭が渋江の家に来ると、茶は台のあり蓋のある茶碗に注ぎ、菓子は高坏に盛って出した。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
神饌所では俯伏せにした黒塗りの高坏に雪洞の光と自分の顏とが映つたが、道臣は恐ろしいやうに思つて、映つた自分の顏を正視することが出來なかつた。
上司小劍 天滿宮 青空文庫
父宮へも浅香木の折敷、高坏などに料理、ふずく(麺類)などが奉られたのである。
宿り木 源氏物語 青空文庫
沈の木の折敷が四つ、紫檀の高坏、藤色の村濃の打敷には同じ花の折り枝が刺繍で出してあった。
宿り木 源氏物語 青空文庫
東面山麓の山土の崩壞して堆積したる一|部に、祝部高坏土器を發見したので、如何も此所が怪しいと、人類學者ならぬ土方の船町倉次郎といふのが、一|生懸命に掘り進んで居る他、赤鉢卷隊は全力を山頂に向つて注ぎ、山全體を取くづすといふ勢ひで遣つて居る間に、鍬の先にガチリと音して何か當つた。
お穴樣の探檢 探檢實記 地中の秘密 青空文庫
其処へ何も知らない乳母は、年の若い女房たちと、銚子や高坏を運んで来た。
芥川龍之介 六の宮の姫君 青空文庫
作例 · 標準
お正月の祭壇に、高坏に載せた鏡餅とお神酒を丁寧にお供えした。
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博物館の展示室で、平安時代の貴族が使っていた朱塗りの高坏を鑑賞した。
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雛人形の前に置かれた小さな高坏には、色とりどりの雛あられが盛り付けられている。
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ウィキペディア

高坏(たかつき)、あるいは高杯は、古代の日本列島において、食物を盛った高い脚付きの器、あるいは台。文献資料(史料)に見える土器の名称(古器名)として使う場合と、考古資料(遺物)において土器の記号的区分(器種)として使う場合がある。

出典: 高坏 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0