禅定門
ぜんじょうもん
名詞
標準
文例 · 用例
万福寺殿昌屋常久禅定門、俗名青山次郎左衛門、隠居しての名を道斎と呼んだ人が、自分で建立した寺の墓地に眠ったのは、天正十二年の昔にあたる。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
何百年の雨にうたれ風にもまれて来たその石の面には、万福寺殿昌屋常久禅定門の文字が読まれる。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
万福寺殿昌屋常久禅定門の文字が深く刻まれてある古い墓石だ。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
恵那山のふもとに馬籠の村を開拓したり、万福寺を建立したりしたという青山の先祖は、その生涯にふさわしい万福寺殿昌屋常久禅定門の戒名で、位牌堂の中央に高く光っているのも目につく。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
碑面には、金剛寺殿鎌倉右府将軍実朝公大禅定門と大きく一行に彫ってあった。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
同じく小石川無量院に葬られて、大変いかめしい戒名を貰ひ、正誉順帰禅定門と云ふ。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫