琉語
琉語
名詞
標準
文例 · 用例
単に類似点を、日琉語族の間につきとめて行くと言ふ程度のものにとゞまるであらう。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
これより先き明の万暦三十年(慶長七年即一六〇二年)の冊使夏子陽の『使録』(刻本)には、琉語が載ってあった。
— ――伊波文学士の『古琉球』に及ぶ―― 『南嶋を思いて』 青空文庫
明朝の陳夏両使の蒐集も徐使の訂正して載せた清朝の張使の蒐集も共に訛謬甚しきものであって、正確な材料とはいわれぬけれど、琉語の古史料の乏しきおりから、十分なる注意を以てこれを利用するは適当と思う。
— ――伊波文学士の『古琉球』に及ぶ―― 『南嶋を思いて』 青空文庫
さて今「夷語音釈」を、よしや嘉靖の初にまで引上げずとも、万暦の初、即ち十六世紀の末期のものとして考えると、これを琉語史料として見る上に於て、興味ある事柄が見出されるのである。
— ――伊波文学士の『古琉球』に及ぶ―― 『南嶋を思いて』 青空文庫
琉語 国民の自覚と共に、国語の純粋化が称えられる時が来ました。
— 柳宗悦 『民藝四十年』 青空文庫
近時不思議にも琉語を棄てて、凡てを標準語に換えようとする運動が起ってきました。
— 柳宗悦 『民藝四十年』 青空文庫
しかしどうしてそれを学ぶことが琉語を棄てねばならぬ根拠になるのでしょうか。
— 柳宗悦 『民藝四十年』 青空文庫
さきにもいったように琉語の知識こそ、和語をしてますます和語に深めしめる所以になるのです。
— 柳宗悦 『民藝四十年』 青空文庫