ややむ
ややむ
Yodan verb with 'mu' ending (archaic)
標準
to be deeply worried
文例 · 用例
かかる現実を将来した資本主義的生産方法はもはや「堪え難き」力となり、それを革命することはもはややむを得ざることとなった。
— 三木清 『マルクス主義と唯物論』 青空文庫
「でももしややむをえないのかも。
— ALICE IN WONDERLAND 『アリスはふしぎの国で』 青空文庫
彼らはもはややむを得ない時にしかその侮辱を許さない。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
四 ゾシーモフは背の高い脂肪質らしい男で、きれいにそり上げてはいるが、ややむくみのある色つやの悪い青白い顔をして、亜麻色の髪はすんなりとして癖がなかった。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
「ロージャのことについては、二人とも考え違いしておいでかもしれないよ」とプリヘーリヤはややむっとしたらしく口をはさんだ。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
ややむずかしい物を好きな人には、ボッケリーニの『アダジオ―アレグロ』(J八三三〇)や、バッハの『アリオーソ』、フランクールの『ラルゴーとアレグロ』(J五五四九)、フェルウの『ソナタ=イ調』(J八四三三―四)なども良かろう。
— 野村長一 『名曲決定盤』 青空文庫
訊問が終って警官の一行がひきあげるとき、ピカ一は、ややむつかしそうな顔付で、「警部さん。
— 坂口安吾 『不連続殺人事件』 青空文庫
だいたいに発音のややむつかしい語であるためか、「ゐる」をユルとは決して言わぬ土地でも、ユロリ・ユルリと謂う例は最も多く、東西二京の人までがうっかりするとユルリなどと謂っている。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
作例 · 標準
幼い娘の病に、親はややむ思いだった。
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戦乱の世に、人々は皆、ややむ日々を送っていた。
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彼は友の不運をややみ、夜も眠れなかった。
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