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篤学

とくがく
形容動詞名詞
1
標準
love of learning
文例 · 用例
故人北原多作氏のごとき少数な篤学の官吏の終生の努力と熱心によってようやく水産に聯関した海洋調査がやや系統的に行われるようになりはしたが、自分の知る限りでは時々の政府の科学的理解のない官僚の気まぐれなその日その日の御都合による朝令暮改の嵐にこの調査の系統が吹き乱される憂いが多分にあった。
寺田寅彦 新春偶語 青空文庫
理学士ではなかったがしかし非常に篤学な人で、その専門の方ではとにかく日本有数の権威者だという評判であった。
寺田寅彦 埋もれた漱石伝記資料 青空文庫
当時、大坂に下河辺長流、釈契沖のやうな古典古語に通じた篤学の人々があつて、はやくも光圀の物色するところとなつた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
性質は豪放であったが、もともとぼんやりであったから、篤学の士であったけれども人に名を知られていなかった。
田中貢太郎 陸判 青空文庫
現に、つい最近も、「この国の読書人、印刷人が、なぜ執拗に明朝体の漢字(中略)にこだわるのか、つねずね疑問に思っていた」 と、篤学の(私などとはちがう)活字研究家、片塩二朗氏が「文字の風景」(『印刷雑誌』一九九五年五月号)という文章で書いていた。
津野海太郎 本はどのように消えてゆくのか 青空文庫
曽子の日頃の篤学力行は、既に物事にも道理にも十分に充実して、しかも満足することなく、先王の教・孔子の道の奥義を究めようとしている。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
さばかり彼の愛せらるるを見て、彼等は貫一をば娘の婿にせむとすならんと想へる者もありしかど、当時彼等は構へてさる心ありしにはあらざりけるも、彼の篤学なるを見るに及びて、漸くその心は出で来て、彼の高等中学校に入りし時、彼等の了簡は始めて定りぬ。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
貫一は篤学のみならず、性質も直に、行も正かりければ、この人物を以つて学士の冠を戴かんには、誠に獲易からざる婿なるべし、と夫婦は私に喜びたり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
作例 · 標準
彼は篤学の精神で日々研究に励んでいる。
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篤学の人は、どんな分野でも深い知識を身につけることができる。
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彼の篤学ぶりは、周りの学生の良い刺激になっている。
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