巨弾
きょだん
名詞
標準
huge projectile
文例 · 用例
何もののために――プロレタリアの巨弾によってであろうか?
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
まず、まずどうにか長き脇指の仕末がついて、ほっとした途端に、去来先生、またまた第三の巨弾を放った。
— 太宰治 『天狗』 青空文庫
この巨弾は、少将の思ったとおり、ハバノフ氏の好奇心をたいへんうごかした。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
彼としては最後の努力を試みるべき所、彼は前記の閲覧願の外に、押収の書信数通の返還を乞うと共に、神戸牧師に宛て巨弾を一発放った。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
強顔猶言帰故郷、故郷早有巨弾待。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
弾薬庫は開かれ、砲塔の内部には、水兵の背丈ほどある巨弾が、あとからあとへと、ギッシリ鼻面を並べた。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
警視庁は連日新聞記事の巨弾を喰って不機嫌の度を深めていった。
— 海野十三 『疑問の金塊』 青空文庫
課長がすこし弱り目を見せたところを見てとった記者団は、そこで課長の心臓をつくような質問の巨弾を放ったのだった。
— 海野十三 『恐怖の口笛』 青空文庫