烏勘左衛門
からすかんざえもん
名詞
標準
crow
文例 · 用例
さても笑止や、垣根のそとで障子張るひと、椿の花が上に真赤に輝けば張られた障子もくわつと照る、烏勘左衛門、烏啼かせてくわつと吹くよかよか飴屋のちやるめらもみんなよしよし、粉嚢やつこらさと担いで、禿げた粉屋も飛んでゆく。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
巻之四、烏勘左衛門、獣の伉侠。
— 桑木厳翼 『春水と三馬』 青空文庫
「からすかんざえもんは くろいあたまをくうらりくらり、 とんびとうざえもんは あぶら一|升でとうろりとろり、 そのくらやみはふくろうの いさみにいさむもののふが みみずをつかむときなるぞ ねとりを襲うときなるぞ。
— 宮沢賢治 『かしわばやしの夜』 青空文庫
作例 · 標準
「おや、烏勘左衛門がまたゴミ箱を狙っているよ。あいつら、本当に鼻がきくんだから」
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夕暮れ時、電線にずらりと並んだ烏勘左衛門たちが、一斉にねぐらの方へと飛び立っていった。
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「カァカァと朝から騒がしいね。烏勘左衛門の鳴き声で目が覚めてしまったよ」
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標準
tanned person
作例 · 標準
「この夏はずっと海で働いていたから、すっかり烏勘左衛門になってしまったよ」
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「あら、真っ黒に日焼けして!まるで烏勘左衛門ね、どこの南の島へ行っていたの?」
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農作業に精を出す彼は、首筋まで烏勘左衛門のようにこんがりと焼けていた。
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標準
being penniless
作例 · 標準
「今月は冠婚葬祭が重なってね。恥ずかしながら、今の私はすっかり烏勘左衛門だよ」
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財布の中を覗いて溜息をつき、「これじゃ烏勘左衛門だ、今日の飲み会はパスさせてくれ」と彼はこぼした。
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給料日前になると、彼は自虐的に自分のことを烏勘左衛門と呼んで、質素な生活を送る。
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