涅槃図
ねはんず
名詞
標準
文例 · 用例
家族の男女が三四人、涅槃図を見たように、それを取り巻いている。
— 森鴎外 『カズイスチカ』 青空文庫
それから直ぐにその号のために書き出したが、その頃、私の知つてゐる人が蕪村の書いた「芭蕉涅槃図」――それは仏画である――を手に入れた。
— ――「枯野抄」――「奉教人の死」―― 『一つの作が出来上るまで』 青空文庫
それが前に見て置いた川越の喜多院にある「芭蕉涅槃図」よりは大きさも大きかつたし、それに出来も面白かつた。
— ――「枯野抄」――「奉教人の死」―― 『一つの作が出来上るまで』 青空文庫
で、今度はその「芭蕉涅槃図」からヒントを得て、芭蕉の病床を弟子達が取り囲んでゐるところを書いて漸く初めの目的を達した。
— ――「枯野抄」――「奉教人の死」―― 『一つの作が出来上るまで』 青空文庫