幻辞.com

灰青色

かいせいしょく異読 はいあおいろ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
grayish blue
文例 · 用例
絶壁の縦断面には、灰青色の熔岩を見ないでもないが、上を被覆するゴロタ石のために、底の岩石を知ることが出来ない。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
灰青色した緻密の熔岩と砂礫と互層をしているところを、筋違いに岩脈がほとばしって、白衣の道者たちが大沢で祈ったのと同じように、この岩脈を十二薬師の体現と信じて、崇拝するという話である。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
これを巡ると、大宮口から吉田口に到るまでの間に殊に多く灰青色の堅緻なる熔岩流があり、漆喰で固めたように山を縦に走っている。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
灰青色の粉の隣に白桃色の粉があり得、ファレロンの内容物はレキュトスのそれと厳格な一対一対応をしているのかも知れなかった。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft チャールズ・デクスター・ウォードの事件 青空文庫
彼は二、三のお世辞文句で応対したが、それをイタリア人はまた大きく笑いながら受取り、同時に何回か神経質そうな手で灰青色のもじゃもじゃな鬚をなでていた。
DER PROZESS 審判 青空文庫