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川砂利

かわじゃり
名詞
1
標準
文例 · 用例
昭青年は急いで川砂利の上へ飛び下り、娘の傍へ駈け寄って、抱き起しながら「どうしたのですか」 と訊くと、娘は力無い声で、昨日から食事をしないので饑えに疲れ、水でも一口飲もうと、やっと渚まで来たが、いつの間にか気が遠くなってしまったというのでした。
岡本かの子 鯉魚 青空文庫
病院の門内に敷き詰めた多摩川砂利が、不揃いな粒と粒との間に、桜の花片をいっぱい噛んでいる。
――二つの連作―― 青空文庫
石はみな玉川砂利のような小石であった。
岡本綺堂 父の怪談 青空文庫
」「へえ、玉川砂利
三つの足跡 釘抜藤吉捕物覚書 青空文庫
これなら、奥様だって、仏様だって御存じあるまいさ」 構えが堂々としているので桃子は気おくれして、入りそびれていると、客の気配を聞きつけて、奥から出て来た素人臭い女中に案内され、多摩川砂利を踏んで、右手の朱雀門から庭の茶席へ通された。
大倉※子 魔性の女 青空文庫
「玉川砂利に古金物か、――どこかの石置場か、普請場へ行けば手に入るだろう。
濡れた千両箱 銭形平次捕物控 青空文庫
「玉川砂利に古金物か、――何處かの石置場か、普請場へ行けば手に入るだらう。
濡れた千兩箱 錢形平次捕物控 青空文庫
厳めしい冠木門から奥まった式台まで、ズーと細かい玉川砂利が敷きつめてある。
江戸の巻 鳴門秘帖 青空文庫