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山際

やまぎわ
名詞
1
標準
mountain ridge
文例 · 用例
まひる利根川のほとりを歩めば、二人歩めばしばなくつぐみ、つぐみの鳴くに感じたるわが友のしんじつは尚深けれども、いまもわが身の身うちよりもえいづる、永日の嘆きはいやさらにときがたし、まことに故郷の春はさびしく、ここらへて山際の雪消ゆるを見ず。
萩原朔太郎 利根川の岸邊より 青空文庫
二人が立っていたのは山際だった。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
春には山際の四国八十八カ所の霊場の一つである寺の鐘がさびた音で而もにぎやかに村の上にひびき渡る。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
のみならず、汽車が千葉まはりに譽田……を過ぎ、大網を本納に近いた時は、目の前の苗代田を、二羽銀翼を張つて、田毎の三日月のやうに飛ぶと、山際には、つら/\と立並んで、白い燈のやうに、青葉の茂みを照すのをさへ視たのである。
泉鏡太郎 木菟俗見 青空文庫
車輪のごとき大さの、紅白|段々の夏の蝶、河床は草にかくれて、清水のあとの土に輝く、山際に翼を廻すは、白の脚絆、草鞋穿、かすりの単衣のまくり手に、その看板の洋傘を、手拭持つ手に差翳した、三十ばかりの女房で。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
それをの、透かし透かし、山際に附着いて、薄墨引いた草の上を、跫音を盗んで引返しましたげな。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
が、三ツ五ツ星に紛れて、山際薄く、流が白い。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
極性な朱でござったろう、ぶちまけた甕充満のが、時ならぬ曼珠沙華が咲いたように、山際に燃えていて、五月雨になって消えましたとな。
泉鏡花 春昼 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れ時、山際から月が昇ってくるのが見えた。
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その家は山際にあるため、静かで自然豊かな環境だ。
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飛行機から見下ろすと、山際の町が小さく見えた。
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ウィキペディア曖昧さ回避

山際 地名 福島県福島市山際 → 山際 (福島市) 福島県東白川郡棚倉町山際 → 山際 (棚倉町) 神奈川県厚木市山際 → 山際 (厚木市) 愛媛県宇和島市山際 → 山際 (宇和島市) その他 宮城県大崎市鳴子温泉山際

人名
出典: 山際 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0