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彼女自身

かのじょじしん
代名詞
1
標準
herself
文例 · 用例
』 茲に彼女自身『ひどい心痛』と云つてゐるのは、冷たい男に恋したことなのだ。
中原中也 デボルド―※ルモオル 青空文庫
彼女の売出しごろには舞台の背景に巴里の場末の魔窟を使い相手役はジゴロ(パリの遊び女の情人)に扮した俳優を使い彼女自身も赤い肩巻に格子縞の Basque という私窩子型通りの服装をして彼女の唄の内容を芝居がかりで補ったものだが、このごろは小唄専門のルウロップ館あたりへ出る場合にはその必要は無い。
岡本かの子 巴里の唄うたい 青空文庫
その女は、すつかり彼女自身のなかに、彼女の手のずつとなかまで、もぐり込んでゐた。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から 青空文庫
女はびつくりして、彼女自身から飛び出した。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から 青空文庫
あたかも彼女自身の身體の中でそれが叫んでゐるかのやうに、聽えてくるのだつた。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から 青空文庫
そうして食卓の上に刻まれた彼女自身の名前を見いだした最後の心機の転回に導かれるまでこのピアノ曲はあるいは強くあるいは弱く追跡して来る。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
そういうことは彼女自身却って若さに飽満していたためかも知れない。
岡本かの子 家霊 青空文庫
だが愈々そうなって見ると、彼女自身にも実際二人の何方を愛しているものやら俄かには極め難いものがあったのである…… 夜になって、小野が街へ多分酒でも飲みに出かけてしまった後で、美代子は居間で気を腐らせながら読書していた葛飾のところへ詫びに行った。
渡辺温 遺書に就て 青空文庫
作例 · 標準
今回のプロジェクトが成功したのは、周囲の強力な助けもさることながら、彼女自身のたゆまぬ努力の賜物だ。
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「それは彼女自身が決めるべき将来のことであって、僕たちが口を出す筋合いじゃないよ」
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夜更けに鏡に映る自分を見つめ、彼女自身が一番、心境の変化に戸惑いを感じていた。
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彼女自身の言葉で語られたその体験談は、聴衆の心に深く重い感動を与えた。
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